2018年11月25日に開催した第4回APD(聴覚情報処理障害)当事者交流会レポートになります。
交流会の詳細はこちら→https://www.kokuchpro.com/event/ad5c6be38850bab7cfd8ee6828d22bdf/
交流会の流れとしては、最初に2グループに分かれ、自己紹介をしてから交流会に入りました。途中、休憩を挟んで席替えをし、参加者を入れ替えての交流会としています。最後に振り返りを行い、交流会の感想等を共有し合いました。
【交流会での話題】
- ワーキングメモリーが低い
- 天然だと思われることがある
- 電話対応が苦手
- 電話対応するときに工夫していること
- マルチタスクが苦手
- デジタル耳栓を使用している
- 大きな音が苦手
- APD症状を理解してもらえない
- 聞き返すのが億劫になる
- APDの絵本・パンフレットが欲しい
- 聞きながらメモを取れない
- 理解するのに時間がかかる
- 突発的な対応が苦手
- 日本の教育について
- 話しかけられると集中できない
- 人混みが苦手
- どのようにAPDを周知させるか
- 曲の歌詞を間違えて覚えていた
- いつごろから症状があったか
【感想】
- また参加したい
- 普段話せないことが話せたので良かった
- 様々な症状を知れてよかった
- 当事者と話ができてよかった
- APD症状のある人がたくさんいて安心した
- 当事者が大変な思いをしていることがわかった
- 苦労話を聞くことができた
- 共感できる話があった
第4回APD当事者交流会は就労移行支援事業所ルーツで開催しました。株式会社LOGZさん、お貸しいただきありがとうございました。
定員14名に対し申し込みは17名。NHKでAPDが取り上げられたことで徐々にAPDの認知度も高まってきたことからかたくさんの方に申し込みいただきました。
キャンセル等あり当日の参加者は12名。男性4名、女性8名でした。スタッフとして株式会社LOGZのスタッフ1名と私の友人1名にお手伝いいただきました。
今回は12名の方に参加いただいたので2グループに分かれて交流会を行いました。どちらのグループもそれなりに盛り上がっていて、話題は尽きなかったように思います。いつもより参加者が多く、会をうまくまわせるかと不安と緊張がありましたが、楽しい時間を過ごすことができました。
交流会では職場での悩みごとをたくさん聞くことができました。私も共感できる話ばかりでした。
APD症状は自分で体感してみないとつらさがわからないので、なかなかまわりの人に理解してもらえません。症状を訴えてもまわりの人に信じてもらえないこともあります。どのようにアプローチすれば、まわりの人に理解してもらうことができるのか、今後も一緒に考えていけたらと思います。
今回も参加者のみなさんのおかげでトラブルや怪我なく無事に交流会を終えることができました。参加者の方からいくつかご意見をいただいたので今後の交流会の参考にさせていただきたいと思います。
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